基礎練習 継続は力になるようだった
本日もお疲れ様でした!
突然ですが、基礎練習ってお好きですか?
フルートを勉強している人なら誰もが通るモイーズのソノリテとタファネルゴーベール。
実は私、高校生になって大学受験用のレッスンを受けるまでその二つの教本の存在を知りませんでした笑 当時師事していた先生に「え?持ってないの?!買ったほうがいいよ!」と驚かれたのを今でも覚えています。(その後、新宿の村松楽器さんで楽譜を買ったらすごく薄いのに値段がとっても高くで倒れそうになりました)
よくレッスンの後にどんな基礎練習をしたら良いですか?と質問していただくことが多いのですが、色んな人が色んなやり方で音出しをしたり指の運動をしたりしているので正解はないと考えています。筋力トレーニングのようにその時感じている悩みや、課題にあったものを組み合わせてやる必要があると思います。
私の場合は毎日全く同じことをすると飽きてしまうので、最初の音作りとレガートの練習は様々な物を組み合わせて使ったり、その時練習しているものを使ったりしています。モイーズの ソノリテの一番最初のシー♯ラーというレガートの練習はほぼやりません。なぜならシー♯ラーという曲がないからです笑
ただ毎日継続していて効果を実感できるものもあります。タンギングの練習がまさにそれで、同じものを使ってやるとより技術が上ってきたのを強く実感できます。
去年の5月ごろ、コロナで外出ができなかった時に自分の中で『タンギング強化月間!』と称し、J.アンデルセンのエチュードの中からタンギングを常に課している物を選び、どれくらい早く正確にできるか自分で研究してみました。最初2週間くらいは半分まできたらもうやめたくなるのですが、3週間目に突入すると舌が軽くなったような気がして初めて最後まで同じクオリティで演奏することができました。しかしその練習をしなかったら一日目に戻ります笑 すごろくの振り出しに戻るを身をもって実感しました😢
みなさんもその時にあった自分の基礎練習メニューに出会えますように😄♩
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